みなさんは、
ガンダムファイトダウジングをご存知ですか?
唐突ですが、今回はこのブログを見ている4~5人の閲覧者に、ダウジングの素晴らしさ、楽しさをたっぷりレクチュアしたいと思います。
ダウジングとは、変なL字状の金属棒を両手に握り締め、そのままフラフラと散歩をする行為を指します。
テレビ用のダウジングの場合は、基本的に地中に何かが埋まっており、それをダウジングの棒で探り当てるという意味もへったくれも、何もかもが不明な行動に発展していることが多いようです。
一般的なダウジングロッド。正式名称インチキ棒。
この場合は、あらかじめ何かを埋めておいた場所を記憶しておき、
棒を握ったままそこまで一直線に進み、該当地点に辿り着いたらば棒をちょっとだけ大袈裟に振ってから、
「ここに埋まっているはずです」と半眼で呟くといいとされています。
歴戦のダウジンガー。白衣を着用していることから、相当な身分であることが分かる。
埋めておくものは色々あるようですが、
テレビの公開捜査番組なんかでは子供用の靴や衣服なんかが一般的ですね。
ただ、最近はそんな様子を中継していると、TVショーの何たるかを根本から履き違えている父兄のクレームが寄せられるそうです。
これはダウジングに限らずですけど。
ある地域では、このダウジングで水脈を引き当てたり、金鉱を発見したという伝説まであるのだとか。
「ふざけんなよ、あんな火かき棒で何が分かるんだよ」と怒鳴りたくなる方もいるでしょうが、これは事実。
ただ、彼らダウジングマニアは、事実上何かを発見するまで諦めませんから、
そりゃいつかは天井にも到達するというものです。
諦めない。
決して諦めない。
最後の最後まで希望を持ち続けていれば、きっと夢は叶う。
ダウジングにはそんな意味がこめられているのかも知れませんね!
見事発見された大量のゴールドコインチョコ。
いかがでしたか?
これでダウジングの魅力がたっぷり伝わったのではないでしょうか。
誰でも簡単に始めることのできるダウジング。
是非とも、これからどんどん普及していってもらいたいですね!
参考出典 「駄宇陣具~見よこのL字棒を~」民明書房
「Tポイントカードはお持ちですか?」
本当によく耳にする言葉ですね。
ツタヤをはじめとして、様々なお店で使える便利なカード。
それがTポイントカードです。
持っていると何かと便利なこのカードは、お買い物をする際、精算前に提示することでポイントをゲットすることができるという優れもの。
持っていて損はないカードといえましょう。
老若男女、お買い物の際に取り憑かれたかのようにTポイントカードを店員さんに提示している人は、日本全国に存在しています。
そりゃそうです。ツタヤでDVDも借りることができて、しかもそのカードで各種お買い物がちょっぴりお得になるのですから。
よほど生活に余裕のあるブルジョワジー旺盛な層でもない限り、頼ってしまうにも無理はありません。
しかし、肝心なことを忘れてはいませんか?
目を閉じて反芻して下さい。どうですか? 元々はツタヤでレンタル作品を借りるために作られたTポイントカードです。
その本来の機能は、レンタルビデオ店の会員証でしかないんですね。
そして、こういうカードには大抵、店員がカードの持ち主についての一言メモを書き添えて置ける、備考欄というスペースが用意されているんです。
発行されたばかり、できたてほやほやのTポイントカード。
アジアの可憐な歌姫といえば李香蘭ですが、その李香蘭とも語感がよく似ていることで知られる備考欄とはいわば、レジに提示されたTポイントカードを読み取った際に、レジに付属しているパソコンに表示された会員情報の、端っこの方に用意されている書き込みスペースです。
本来延滞状況を伝えるためのメモや、傷をつけてしまうような問題のあるレンタル会員に対する注意書きなどが記載しておくための機能なのですが、
店員さんといえども人間。人間とは時として間違いを犯してしまう生き物。
場合によっては、備考欄に業務とは全く無関係の情報を書き込んでしまう店員さんだっているのです。
「そんな馬鹿な!」と思われるかも知れませんが、これは事実です。
巨乳のお姉ちゃんがレンタルしてきた場合、店員さんによってはお客さんがいなくなったタイミングで会員情報を表示し、備考欄に「ボイン」と入力することもあるのです。
もちろんこれはツタヤばかりではありません。
全国のレンタルビデオ店では、このような行為がまかり通っているのです。
恐ろしいのは、Tポイントカードは色々な場面で使えるということ。
当然、同じツタヤグループの店舗なら、別のレンタルビデオ店でも使用可能です。
つまり、複数の店舗で、備考欄の書き込みが共有される場合もあるということになりますね。
「イケメン」とか「最高に性格がいい」とか、そういう備考もあるにはあるんですが、実際には全体のおよそ120%が本人が目にすると少なからず舌打ちしたくなるような言葉が踊っているのです。
備考欄に特殊な文言が入力されている会員が来店した際の微妙な空気を、最新のCG技術で表現したもの。
とかく、大抵の店舗ではレジのディスプレイがお客さんからは見えにくい場所に設置されています。
中にはわざわざ覗き見防止シールで鉄壁の守りを発動させているお店もあります。
全ては、お客さんに不用意に備考欄を覗いてもらいたくないからです。
巷ではプライバシー云々の難しい問題が多く転がっています。
一見ディスプレイがお客さんから見えない場所に設置されているのも、そのためだと思いがちです。
しかし実際には、備考欄に万が一とんでもないことが書かれていて、それを本人に見られてはならないという危機管理意識が働いているからに過ぎません。
私がこれまで、実際に目の当たりにした備考の中で印象深く覚えている備考を幾つか思い出してみると、圧倒的に多いのは性癖に関するものでした。
アダルトビデオを借りまくるお客さんは、どの町にもいるものです。
それだけでは対して備考を入れられる危険はないのですが、怖いのはジャンルが固定されている場合。
SMならSMだけを延々レンタルしまくっていると、いつしか備考欄には
「どんだけ鞭で打たれてんだよ」だとか、
「雄嬲り(おすなぶり)」だとかの文字が躍ることになります。
そしてそんな備考の持ち主が様々な系列店でレンタルを繰り返すとしましょう。
ここに第二の悲劇が待ち構えている危険性が、非常に高いのです。
店員としての役割に徹した、
ブサイク仕事一筋な女性店員のいるお店では、特定のジャンルのDVD(まあ、アダルトね)をアホみたいに借りている男性も、別の系列店では全く別の顔をしていることがあるのです。
そしてそういうのに限って、綺麗で可愛い女の子がいるレジで、しれっとした顔で「風とともに去りぬ」や「ティファニーで朝食を」なんて名作ばかり借りて、
さも「え? アダルトっすか……いやあ、興味ないっすね!」的な表情でレジに並んでるんですよね。
でも、そんなに取り繕っても、レジでカードを「ピ!」ってやった途端に備考欄が仕事してます。
瞬間的に「こいつはよそでアダルトばっかり借りて、あたしの前ではこんなん借りている! 怖い!」と思われているんです。
「クソが! 俺の社会的立場をズタズタにしてくれやがって!」とお嘆きの男性もおられることでしょう。
でもまあいいじゃないですか。
好意的に考えれば、強烈な二面性があるってことの証にもなります。
要はあなたはジキル博士でもあり、ハイドでもあるということですよ、とてもかっこいいことです。
備考欄とは、性癖の鏡である。
さて、備考欄の真実をここまで時間を割いて説明させていただいたわけですが、
中にはもう完全に自分のTポイントカードに備考が書き込まれているんじゃないかと疑心暗鬼になっている哀れな男性もいることでしょう。
往々にしてその予想は外れてはいないわけですが、ご心配は無用。
実は最近になって、自主的にこの備考欄に業務に無関係なお客さんの特長を記入しないという取り組みを見せるお店が増えているのです。
根底には、Twitterなどで世の中を舐め切った学生アルバイトが売り物のソーセージを美味しそうにしゃぶったち、アイスクリーム用の冷蔵庫に立て篭もるなどの奇行を、我先にと涎をたらしながら投稿している風潮もあるのだとか。
リスクマネジメントの観点から。そして何より贔屓のお客さんへの感謝の思いから、徐々にフランク過ぎる備考の存在は減少傾向にあります。
ちなみに、自分が現時点で備考に何か文字を記入されているのではないか不安で毎日8時間しか眠れないという方は、貸し出しの際に店員さんの目の動きに注視しておきましょう。
ディスプレイのモニター下側を2秒ほど見つめていた場合、大抵なんか書いてますよ。